WILL
私たちは、その未来を「食」の充実を守ることで実現したいと考えました。
私たちは「人」に注目しました。「食」を支えているのは「人」です。私たちが豊かな食を享受し、食を通して幸せな時間を過ごしている裏舞台では多くの「食を支える人」たちが働いています。その人たちの頑張りがあってこその「食」の恵みを私たちは受け取っています。
私たちは、「食」の充実が続くためには「人が充実する」=「食を支える人が充実した人生(キャリア)を送る」ことができる世の中が実現することが欠かせないと考えました。
私たちは3つの切り口からアプローチを開始します。
まず、一人ひとりの「個」としての人生(キャリア)の歩みを支える仕組みづくりを目指します。そもそも、人生(キャリア)とは一人ひとりが自ら構築し、意味づけしていくものです。誰かが「こういう生き方をしなさい」と指示し、それに従えばよいというものではありません。
先人の知恵や他人の人生に何かを学びながら、自律的に人生をデザインし、積み重ねていくための仕組みを社会に生み出したいと考えました。
さらに、その生き方、努力の成果を社会から評価され、誇りに思えるステータスの確立を後押しします。「食を支える」を生業としていくことの価値を見える化し、誇るべき実績をあげたことが社会から敬意と尊敬の念をもって理解されることは、本人はもとより次世代の担い手を生み出すためにも大切なことだと私たちは考えました。
そして、そんな人たちがつながり、高め合い、支え合いながら次世代へとつながっていく「食のエコシステム(生態系)」の発展に貢献します。
人にはそれぞれに長所短所、得意技もあれば弱点もあります。しかも、時間の経過とともに心身は変化し、生活環境も一定ではありません。そんな人たちがつながり、役割を果たし合い、長い目で見ると担い手としてのバトンが次世代へと渡されていくようなコミュニティをつくってまいります。
私たちのアプローチは、「個」としての充実支援、その「個」を支える社会への働きかけ、「個が集まるコミュニティ」を持続性ある基盤として社会構造化すること、それら3つの角度で構成されます。
前法人が掲げたものは今なお色褪せません。その実現を目指し、挑戦を続けてきた仲間とともに、食で未来を創るアカデミー、再スタートです。
2024年夏
一般社団法人 ショクアカ理事一同
(一般社団法人 食で未来を創るアカデミーが掲げた想いを継承・継続)
MESSAGE
この夏、私たちは新たなスタートを切りました。
これまで掲げてきた『食アカ』の理念実現を本気で目指し、そのために汗をかき、転がりまわりながらでも自分たちで未来を描こうとする仲間とともに再び立ち上がります。
常に柔軟に物事をとらえ、自分たちも学びながら描く『今からの時間』。そこから『今からの仲間』も生まれ、『食アカ』が目指す豊かな未来への道が見えてくる。そのことを信じ、進んでまいります。
今の私たちには見えていないことが見つかることも多いでしょう。自分たちの不見識を恥じる瞬間もあるかもしれません。しかし、今はただ、そうした瞬間が訪れることさえも楽しみでしかありません。
未知なる世界に一歩踏み出し、価値あるものを未来に託す役割を果たすべく、精進してまいります。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
2024年夏
一般社団法人ショクアカ(食で未来を創るアカデミー)
代表理事 永松秀高
BOARD MEMBER
代表理事
NAGAMATSU HIDETAKA
理事
KATSUAKI KAWACHIKA
PROFILE